ラップとボイストレーニング
トレーナーの竹本です!
本日も音楽ブログをお届けします。
毎年色々な場所でフェスが行われたり、J-POPシーンでもスッカリなくてはならないものになった『ラップ(ap)』。
フリースタイルや、歌に絡んでくるリズミカルなラップに憧れる人も多いのではないでしょうか。
そんなラップをする人たちにとって、ボイストレーニングは意味があると思いますか?
答えはもちろんYESです。
ラップは“声で音楽を奏でる”という点に於いては、歌と全く同じ。
長時間声を出し続けても耐えられる出し方を、身につけておくに越したことはありません。
そのためには、身体(楽器)の使い方を覚えていくトレーニングが必要です。
それは腹式呼吸をはじめとする、ヴォーカリストが必要とする基礎や技術の習得が必要になります。
特に日本語でラップをしている人たちは注意が必要です。
話し声の延長のままラップをしている人(声を出している人)は、日本語の性質もあり・・・
『胸式呼吸で出しているかも』
『子音の歯切れ良さが出せていないかも』
『共鳴の浅い声になっているかも』
・・・しれないのです。
ただ力だけが入って、マイク乗りも良くない、言葉の歯切れ良さもない・・・そんなラップはあまり魅力的ではありませんよね。
さらに、日本語は普通に発音して歌ってしまうと、音符に対して遅れて乗ってしまうという大問題があります。
ヴォーカルのトレーニングでは、音符に上手く言葉を乗せられるように工夫しながら練習していくのですが、リズムが命のラップではこれは致命的です。
もちろん、自分で試行錯誤して築き上げてきたスタイルも大切です!!
もし、『喉が弱い』や『リズムを良くしたい』など、スキルアップしたいと思っているなら、声の出し方や体の使い方を学ぶだけでなく、歌うことを学ぶことも、ラッパーを目指す人たちにとって、とてもプラスになります!
『ラップもできて、歌も上手い』なんて、欲張りすぎ?
いえいえ、少し欲張るぐらいがいいんです!
それでは次のブログでお会いしましょう!